この彗星は1930年ドイツ、ハンブルグ天文台でシュワスマン氏とワハマン氏 により発見された彗星で、5.4年で太陽の周りを回っています。 今回は5月12日に最も地球に接近し約1200万キロまで近づき、肉眼でも優美な 姿が見られると期待されています。 この彗星の特徴は、彗星本体が7個に分裂していることで、今回特に見られのは、 C核、そのすぐ上にB核がありダブルで夜空を移動していくようすが注目されます。 |
★木原天文台の彗星画像 |
・4月5日 (C核) ・4月27日 (C核) ・5月11日 (B核) ・5月12日 (B核) |
★5月12日、彗星8分間の動きアニメーション |
2006年4月5日〜5月10日の 彗星の位置 (名寄市) |
数字は日付、上がB核で下がC核、今回明るくなるのはC核です |
2006年5月12日のアニメーション映像 |
B核の動き |
撮影機材 40cmの望遠鏡に冷却CCDカメラで撮影 露出各10秒×30枚 彗星の動きに合わせて追尾 午前00時04分〜午前00時12分、8分間の動き |
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2006年5月12日 (B核) |
撮影機材 40cmの望遠鏡に冷却CCDカメラで撮影 露出各10秒×30枚 合成処理(彗星の動きに合わせて合成) 午後9時53分〜午後10時01分、8分間の動き 明るさは約6等星 |
撮影機材 40cmの望遠鏡に冷却CCDカメラで撮影 露出各10秒×30枚 合成処理(彗星の動きに合わせて合成) 午後10時41分〜午後10時49分、8分間の動き |
撮影機材 40cmの望遠鏡に冷却CCDカメラで撮影 露出各10秒×30枚 合成処理(彗星の動きに合わせて合成) 午後11時31分〜午後11時39分、8分間の動き |
撮影機材 40cmの望遠鏡に冷却CCDカメラで撮影 露出各10秒×30枚 合成処理(彗星の動きに合わせて合成) 午前00時04分〜午前00時12分、8分間の動き |
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2006年5月11日 (B核) |
撮影機材 40cmの望遠鏡にデジタルカメラ(フジS3Pro)で撮影 露出各20秒×10枚 合成処理(彗星の動きに合わせて合成) 午後11時11分〜16分、5分間の動き 明るさは約6等星 |
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2006年4月27日撮影 (C核) |
撮影機材 40cmの望遠鏡に冷却CCDカメラで撮影 露出各40秒 カラー合成処理(彗星の動きに合わせて合成) 明るさは約8等星、このときの地球からの距離は約2300万キロ |
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2006年4月5日撮影 (C核) |
撮影機材 28cmの望遠鏡に冷却CCDカメラで撮影 露出各30秒 カラー合成処理(彗星の動きに合わせて合成) 明るさは約10等星、このときの地球からの距離は約5000万キロ |
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