天文イベント情報

たくさんのレポートありがとうございました!
惑星で星空視力大実験!!!
〜木星・土星"超"大接近観測プロジェクト〜

2020年 木星・土星超大接近観望会

木星・土星超大接近観望会が開催されました

2020年12月15日(火曜日)から29日(火曜日)、木星・土星超大接近観望会が開催されました。
木星・土星は12月21日、22日に約400年ぶりの超大接近をしました。観望会期間中は天候に恵まれない日が多かったですが、 晴れた日には、木星と土星を望遠鏡で同じ視野の中で覗いて見られるという、とても貴重な体験をして頂きました。 観察した方は、とても感激されていました。

観望会期間中の木星と土星の位置関係

2020年12月8日から21日の木星(明るい方)と土星の接近
(21日のみ足寄町にて撮影)

また、関連企画として行われた「惑星で星空視力大実験!!!」はのべ4978名の参加がありました。

  • 21日の観望会の様子

    21日は天候が悪く、他施設の中継をご覧いただきました

木星・土星超大接近観望会について

12月は木星と土星の接近に大注目!!
12月下旬には、夕暮れの空で木星と土星が大接近します。木星は約12年、土星は約30年で太陽の周りを公転しており、地球から見ると約20年ごとに木星と土星が接近して見えます。 今回の接近は木星と土星の見かけの距離がとても近づく”超”大接近です。これは、過去に遡ると1623年以来の近さとなります
今後は、20年後の2040年にも木星と土星の接近はありますが、今回ほど近づきません。今回同様の大接近となるのは60年後の2080年です。
見ることができるのは、一生に一度だけかもしれない”超”大接近!ぜひこの機会にご覧になりませんか?

日時

場所

なよろ市立天文台

参加費

観覧料のみ

12月21日(月曜日)の屋上天体広場は入場無料

申し込み・定員

木星・土星超大接近観望会の申込、定員、館内でのご案内は、現在行っている予約制の望遠鏡見学・天体観望と同じになります。
詳しくは、 開館後の対応について(予約導入について) をご覧ください。

12月21日(月曜日)の屋上天体広場

12月21日(月曜日)は天文台の屋上天体広場に事前申し込みの上、無料で入場できます。 屋上天体広場では、天文台スタッフによる案内付で、木星・土星が見えている南西の空をご覧いただけます。(屋上天体広場では、望遠鏡や双眼鏡を用いた観望は行いません。)

時間は 16時30分から、16時50分から、17時10分からの3回で、1回約20分間のご案内となります。定員は各回20名です。
申し込みは天文台(休館日を除く、13時00分から20時00分に01654-2-3956)へお電話ください。

注意事項

  • ご来場の際はマスクを必ず着用してお越しください。
  • 名寄での12月の平均最低気温は-10℃です。暖かい服装で参加ください。
  • 会場内の遊具等の利用は危険ですのでご遠慮願います。
  • 会場内の車等に関わるトラブルは、自己責任となります。

名寄市から見える木星、土星の様子

観望会期間中の木星と土星の位置関係

観望会期間中の木星と土星の位置関係

AstroArts ステラナビゲータ10にて作成

観望会期間中の木星と土星の位置関係

AstroArts ステラナビゲータ10にて作成

21日 16時30分ごろの南西の空

12月21日 16時30分ごろの南西の空

AstroArts ステラナビゲータ10にて作成

惑星で星空視力大実験!!! 〜木星・土星"超"大接近観測プロジェクト〜

この約400年ぶりの超大接近は私たちの目では、どのように見えるのか?これは、実際に見ないとわかりません。
そこで、多くの方に木星と土星がどのように見えたかを報告していただき、星空の見え方と私たちの視力に関する謎の解明を目指した 「惑星で星空視力大実験!!! 〜木星・土星"超"大接近観測プロジェクト〜」が行われます。
報告の受付期間は、2020年12月1日から31日までです。ぜひ、多くのみなさまの参加と報告をお待ちしています!

「惑星で星空視力大実験!!! 〜木星・土星"超"大接近観測プロジェクト〜」プロジェクトページ