天文イベント情報

2021年 皆既月食観望会

 臨時休館に伴い、予定していた下記イベントの開催を中止いたします。ご参加を予定されていたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解ご協力いただきますようお願い申し上げます。
 なお、インターネット中継は行う予定ですので、どうぞご覧ください。(5月16日追記)

 

インターネット配信

皆既月食の映像をなよろ市立天文台台北市立天文科学教育館(台湾)<相互交流協定機関>のYouTubeサイトから配信します。

また、村上天文台長出演予定のウェザーニューズ社の特別番組サイトロンジャパン・天文リフレクションズのコラボ企画(皆既月食ライブリレー)もぜひお楽しみください。

なよろ市立天文台

台北市立天文科学教育館(台湾)<相互交流協定機関>

観望会について

 今回の皆既月食は名寄で見られるものとしては、2018年1月以来3年4ヶ月ぶりです。 特に今回は見かけの大きさが今年の中では最大の満月時の月食です。 観望会は屋上天体広場にて双眼鏡による観望のほか、お持ちのスマートフォンを小型望遠鏡に取り付けての月の撮影を行います。 皆既状態が見られる時間は20時09分から28分までの20分程度です。その前後の時間帯は部分月食が楽しめます。

※5月26日(当日)20時00分からのプラネタリウム投影(番組:生命の不思議な世界)は、21時00分からに時間を変更して行います。

日時

場所

なよろ市立天文台 屋上天体広場

参加費

観覧料のみ

申し込み・定員

事前申し込み必須定員:各時間枠30名

5月1日(土曜日)から申し込み受付を開始します。(定員に達し次第受付を終了します。)
申し込み(予約)は受付期間中の13時00分から20時00分までに、天文台(01654-2-3956)までお電話ください。

通常投影のプラネタリウムの観覧には、別途予約が必要です。予約の詳細は  予約について(新型コロナウイルス感染症対策) をご覧ください。
なお「皆既月食観望会」と望遠鏡の見学・通常観望会との同時予約はできません。

予約状況

①19時00分から19時30分
②19時30分から20時00分
③20時00分から20時30分皆既状態が見られるのはこの時間帯のみです。
④20時30分から21時00分
⑤21時00分から21時30分
⑥21時30分から22時00分

予約状況の見方

〇:予約可
残り1~5名:予約可
×:予約不可 (定員に達しました)

注意事項

  • ご来場の際はマスクを必ず着用してください。
  • 予約の10分前までにはお越しください。
  • 曇天の場合、ご予約の時間帯に月食が見られないことがあります。
  • 会場は屋外ですので、暖かい服装でお越しください。

名寄市からの皆既月食の見え方

現象時刻

時刻月の高度
(部分食の始まり)(18時45分)(−1度:名寄からは見られません。)
月の出18時50分0度
皆既食の始まり20時09分10度
食の最大20時19分11度
皆既食の終わり20時28分12度
部分食の終わり21時53分20度

(時刻は国立天文台ホームページより引用)

10分ごとの月食の様子

 19時00分から22時00分までの経過の様子です。

月食現象中の10分ごとの経過の様子

AstroArts ステラナビゲータ10にて作成

30分ごとの月の位置

 19時00分から22時00分までの月の位置です。

月の30分ごとの位置

AstroArts ステラナビゲータ10にて作成

今回の月食についてより詳しく知りたい方はこちらの日本天文台協会(JAPOS)のページをご覧ください。

次の月食

 この次に名寄で見られる月食は、2021年11月19日の部分月食です。2021年2度目の月食となります。 月のほとんどの部分が地球の影に入り込む(食分0.978)とあって、なよろ市立天文台では「ほぼ皆既月食観望会」という名前の観望会を開催する予定です (食の始め16時18分、食の最大18時03分、食の終わり19時47分)。