天文イベント情報

2023年 超新星観望会

観望会について

 今年5月20日(日本時間)に山形県のアマチュア天文家・板垣公一さんがおおぐま座の銀河M101に超新星(SN 2023ixf)を発見しました。
 超新星は星の最期の大爆発です。超新星は1つの銀河の中では100年に一度くらいの割合でしか出現しない稀な天体で、その多くは遠方の銀河で発見されており、望遠鏡を使ってもなかなか目にすることはできません。しかし、今回の超新星はM101(地球からの距離は約2,100万光年)という比較的近い距離にある銀河で発見されたことから、大型望遠鏡でその姿を見るチャンスが訪れました。
 この貴重な機会に特別観望会を行いますので、ぜひ現在進行形で起こっている恒星の進化の最後の姿をご自身の目で見てみませんか。

超新星2023ixf

おおぐま座の銀河M101に出現した「超新星2023ixf」
(2023年5月23日撮影)

超新星はそのスペクトルから「Ia型」や「II型」などいくつかのタイプに分類されます。超新星2023ixfはII型に分類されており、太陽の8倍以上の質量をもって生まれた恒星が寿命の最期に起こす「重力崩壊型」超新星だと考えられています。

日時

場所

なよろ市立天文台 屋上観測室など

参加費

観覧料のみ

申し込み

申し込み不要です。当日、天文台受付へ直接お越しください。

注意事項

  • 超新星2023ixfが予想以上のペースで減光した場合は見られないことがあります。
  • 会場内の遊具等の利用は危険ですのでご遠慮願います。
  • 会場内の車等に関わるトラブルは、自己責任となります。